どうも!BEF(べふ)です! 今回はみなさんが知らない革製品の本当の魅力をお伝えします。
みなさん、革製品って使ってますか?改めて自分の持ち物を見直してみると意外と革製品が多いことに気づくんじゃないかと思います。
主に男性の例ですが
- ズボンや時計のベルト
- アクセサリー
- カバン
- 革靴
- 財布・名刺入れ
どうでしょうか?このように革製品って意識してなくても私達の生活に根付いているんですね。
皆さんの使っている革製品は主に、牛革を使用しているのがほとんどでしょう。ですが、世の中にはもっと沢山の種類の革があるんです。(初心者向けの記事なので、今回は部位等については詳しくは触れません)
革製品の種類
牛革・・・経年変化が美しい…相棒を求めるならこの革
牛革は私達がもっとも良く目にする革製品です。私達が普段食べている牛肉から取れるので流通量も多くて、比較的安価で、耐久性も高く、ベルトや財布等日常的にハードに使用してもしっかりと付いてきてくれる…長年連れ添える相棒になれる革なのです。ただし、レザージャケット等の場合新品の段階では着られてる感がどうしても出てしまいます。
- 高耐久
- 比較的安価
- 経年変化が美しい
羊革・・・本当に革なの!?驚きの柔らかさ!
ラムレザーのダウンジャケット 破れ箇所
羊革は、牛革と比較するととても柔らかくて、牛革しか知らないとフェイクレザーかと間違う程です。
また、牛革と比較するととても軽いのですが、その分強度も牛革より劣ります。私も持ってた羊革のレザージャケットを引っ掛けて破いてしまいました…
そんな羊革ですが、先述の通り新品の段階で柔らかくて体によくフィットするので、レザージャケット等を流行りにあわせて着るなら非常におすすめです。(牛革のレザージャケットは新品のときは非常に硬く体に馴染むまでは着られてる感がでます。)
- 非常に柔らかく、新品時でも体にフィットする
- 値段は牛革より安価
- 経年変化はそこまで
- 強度が牛革に劣る
馬革・・・革のダイヤモンド!コードバン…だけじゃないんです。
革の鎧と言われるエアロレザーの革ジャン この革ジャンは自立します。笑
馬革というと真っ先にコードバンを思いつく方が多いんじゃないかと思いますが、コードバンとは馬革の中でも馬のお尻に当たる部位を使った革のことです。なのでコードバン=全て馬革とは限りません。
また、アメリカでは法令によって自然死した馬の革しか使用できないことや、馬は牛と比べて運動量が多いためキズが牛革より多いんです。不良品?いやいや…世界にただ一つであり、革が生きてきた証なんです!これもまた経年変化は美しいです。笑
- 高耐久(厚みが薄いため、牛革より耐久性は劣るが十分高耐久)
- 高価(入手が比較的困難なため)
- 世界に一つだけを楽しめる
- 経年変化が美しい
鹿革・・・革製品界の優等生!
鹿革の手袋 銀面の剥がれ
鹿革は今となってはあんまり見かけませんが、実は古来から日本人に馴染みがあるとても優れた革なんです。
特徴としては、羊革同様非常に柔らかくもっちりとした肌触りで、水に強くて通気性に優れているという革製品の弱点を克服したような革製品なのです。牛革と比較すると経年変化はほとんどしないため長く使えるという見方もできますね。また、鹿革についてはほとんどメンテナンスをしなくてもほとんど劣化しないという特徴もあります。
デメリットとしては、銀面と呼ばれる表面の部分がやや剥がれやすいのが少し残念なところですね。
- 柔らかく肌触りが良い
- 水に強く、通気性に優れている
- 経年変化が少ない
- メンテンスフリー
- 銀面が剥がれやすい
革製品の魅力
今回は大きく動物の種類ごとに革製品の紹介をしました。実際には、各動物の年齢やオスメス、部位によって細かく別れており、それぞれ特徴も異なります。革はハマればハマるほど奥が深いものなのです。
また、革製品の魅力ってなんだろうと考えたときに出てくるのが、経年変化やキズでしょうか。どちらも常にキレイなものが良いと考える人には合わない考え方かもしれませんが、革製品はキズがつきやすく、使い込んでいくとテカリやしっとり感が出てきて新品のときと全く違う表情になります。
お気に入りの革製品を買って自分と一緒に成長していくそんな感覚が味わえるのが革製品の魅力です。
本日はここまで!ご愛読ありがとうございます。